課長風月

疲れたサラリーマンの憩いのひと時

2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

読書:2025年 記憶に残った本

2025年もいよいよ残りわずかとなったところで、今年読んで「記憶に残った本」を振り返ってみたい。ベスト○○とかではなくて、あくまで個人的に記憶に残った本である。まあ、もちろん作品が良かったのは大前提なんだけれども、長いシリーズをようやく読み終わ…

読書「11文字の檻 青崎有吾短編集成」青崎有吾

様々な場所で発表された青崎有吾さんの短編を集めたもの。特殊な背景の作品が多く、今一つ入り込めなかったものもあるというのが正直なところ。青崎さんのファン以外にはお薦めしづらいかもしれない。ただ、書下ろし短編「11文字の檻」はとっても面白かった…

読書「絶望名人 カフカの人生論」 フランツ・カフカ (著), 頭木弘樹 (編集, 翻訳)

フランツ・カフカが残した日記や手紙などから、超ネガティブな名言?を抜粋して紹介する書籍。想像を絶する弱音のオンパレードが笑いを誘う。世の平均値から見れば、かなりネガティブ寄りであることを自認する私が読んでも、この人(カフカ)よりはマシじゃ…

読書「坂木司リクエスト!和菓子のアンソロジー」

前回に引き続き、好きな作家開拓のために図書館で借りてきたアンソロジー。全体的には、リラックスして気楽に読める短編集という感じ。ただ、すごく気に入った作品はやはりもともと好きな作家のものであった。 坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー 作者:…

読書「推理の時間です」法月綸太郎、方丈貴恵、我孫子武丸、田中啓文、北山猛邦、伊吹亜門

6人の作家による本格推理アンソロジー。「読者への挑戦」あり。全く解けなかったけど、面白かった。 推理の時間です 作者:法月綸太郎,方丈貴恵,我孫子武丸,田中啓文,北山猛邦,伊吹亜門 講談社 Amazon 最近、好きな作家の作品を固めて読むことが多く、初読み…

読書「ノッキンオン・ロックドドア」青崎有吾

探偵事務所を舞台とした、青崎有吾さんの連作ミステリ短編集。ゆるくて楽しい雰囲気ながら、時々さすがと思わせる。面白かった。 ノッキンオン・ロックドドア (文芸書) 作者:青崎有吾 徳間書店 Amazon 実はフーダニット、ハウダニット、ホワイダニットとかい…

読書「闇の左手」アーシュラ・K・ル・グィン

名作SFと名高い、アーシュラ・K・ル・グィンの「闇の左手」に挑戦。架空世界の固有名詞の洪水に溺れながら、眠気と戦いながら、何とか読み終えたという感じであった・・・でも読み終わってみると再読したくなる、余韻と奥行きを感じさせる作品であった。 ※決…

読書「幕末」司馬遼太郎

司馬遼太郎さんの幕末の暗殺事件を題材とした連作短編集。重い話になるかと思いきや、ユーモアも交えて意外とからっとした読み心地。面白かった。 先日、神田古本まつりで購入した司馬遼太郎さんの作品である。 karaage365.hatenablog.jp 日本で歴史小説家と…