課長風月

疲れたサラリーマンの憩いのひと時

三井記念美術館と出光美術館

美術館を二軒ハシゴ。

 

「特別展 文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 ーガンダーラから日本へー」三井記念美術館

https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/images/240914/catalog240914.pdf

 

2001年にタリバンに破壊されたバーミヤン遺跡の大仏の周辺壁画に描かれていたという「弥勒」と「太陽神」にスポットをあてた展示。太陽神はゾロアスター教のミスラと言われているとか。梵天帝釈天といったインドの神が仏教に取り込まれているが、それと同じようなものだろうか?中央アジアやインドの仏像は、日本の仏像と顔立ちが全然違って彫りが深い。お釈迦様の顔も自国人にちかくなじみのある顔の方がほっとするのだろうか、などと考えた。玄奘三蔵関連の展示もよかった。色々調べたい。

 

「物、ものを呼ぶ ー伴大納言絵巻から若冲へ」出光美術館

https://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/pdf/monowoyobu_list.pdf

 

出光美術館は帝劇ビルの建て替えに伴って、2024年末で一旦休館になるとのことで、収蔵品の総まとめのような展覧会を行っているようだ。伊藤若冲の作品は別の美術館で何回か鑑賞したが、今回展示の鳥獣花木図屏風は何とも珍しい小さい正方形のタイルのようなものを敷き詰めた「升目描き」という技法で描かれている。ぱっと見昔のゲームのドット絵のように見える。描かれる動物は全70種類で、象やオランウータン、孔雀などの外国の動物や、鳳凰、獏、麒麟といった架空の動物も含まれており、鎖国中の江戸時代の作品とは思えない・・・。他の展示では、酒井抱一の十二ヵ月花鳥図貼付屏風が目を引いた。特に燕子花や朝顔に使われた藍色のような青がとても美しい。図録と共に絵葉書も買ってしまった。