2025年もいよいよ残りわずかとなったところで、今年読んで「記憶に残った本」を振り返ってみたい。ベスト○○とかではなくて、あくまで個人的に記憶に残った本である。まあ、もちろん作品が良かったのは大前提なんだけれども、長いシリーズをようやく読み終わった達成感で上げているものもある。
ちなみに今年の読了本は85冊。目標の100冊は今年も達成できなかった。2024年もだいたい同じくらいであったので、自分の今の読書ペースと読書に割く時間を考えると、これくらいが限界なのかもしれない。まあ、ブログを書くのに結構時間を使っているので、ブログやめれば読書量も増えるかもしれんけど・・・今のところもうちょっと続けてみたいのである。
- 「地雷グリコ」青崎有吾
- 「星落ちて、なお」澤田瞳子
- 「十戒」夕木春央
- 「ストーンサークルの殺人」M・W・クレイヴン
- 「ファウンデーションの誕生」アイザック・アシモフ
- 「古地図で読み解く 江戸東京地形の謎」芳賀ひらく
- 「アンデッドガール・マーダーファルス1」青崎有吾
- 「21世紀の落語入門」小谷野 敦
- 「ジャガー・ワールド」恒川光太郎
- 「闇の左手」アーシュラ・K・ル・グィン
「地雷グリコ」青崎有吾
今年一番読んだ作家は、青崎有吾さんである。今思えば、この一冊から始まったのであった。奥様ともども、大はまりし、じゃんけんをするときに「かたつむり」「銃」を出すというボケが定番となった。
「星落ちて、なお」澤田瞳子
河鍋暁斎の娘、河鍋暁翠の生涯を描く歴史小説。天才の父を持ってしまったが故に苦悩しつつも自分の立場を受け入れ、画家として生き抜いた女性の佇まいに静かに感動する作品である。これを読んだ後で、わざわざ横浜から蕨市にある河鍋暁斎記念美術館まで行ったのであった。河鍋暁斎記念美術館の少々薄暗い照明と共に、記憶に残った作品である。
「十戒」夕木春央
これも、我が家でいまだに語られることの多い作品である。ネタバレになるので詳しく書けないんだけれども。
「ストーンサークルの殺人」M・W・クレイヴン
ワシントン・ポーシリーズの記念すべき一作目。読んだのもずいぶん前のような気がしたけれど、今年だったんだなぁ。ここから最新刊の「デスチェアの殺人」まで6作品、全て今年読んだのであった。全巻に渡りずっと面白さをキープするという稀有なシリーズである。
「ファウンデーションの誕生」アイザック・アシモフ
何気なく読み始めたアシモフのファウンデーションシリーズであったが、同じくアシモフのロボットシリーズと統合されていることを読み始めてから知り、そこから2年かけてようやくそのシリーズの全てを読了したのであった。感無量。
「古地図で読み解く 江戸東京地形の謎」芳賀ひらく
今年一番「使った」のはこの本かもしれない。古地図と共に歩く東京散歩は、私の新たな娯楽となったのである。
「アンデッドガール・マーダーファルス1」青崎有吾
今年我が家で一番話題になったキャラはおそらく「真打津軽」である。楽しい要素ばかりがこれでもかとぶち込まれたごった煮エンターテインメントシリーズ。これも1~4まで今年全て読んだのであった。続編が待ち遠しい。
「21世紀の落語入門」小谷野 敦
いつも、わずかばかりのアクセスしかない当ブログであるが、1回だけ突然変異的にアクセスが増えたことがあった。なんでなのかわからず調べてみると、なんと著者の小谷野 敦さんがご自身のXで、このブログへのリンクを貼ってくださっていたのである・・・。嬉しかったー。よっぽどXでお礼のレスを書こうかとも思ったけれども、恐れ多くて出来ませんでした。この場を借りてお礼申し上げます。小谷野先生、ありがとうございました。こちらの本、大変面白かったです。
「ジャガー・ワールド」恒川光太郎
恒川光太郎さんの3年ぶりの新作は、大作にして傑作だった。痺れたなぁ。Xで年間ベスト10に入れている方も多いみたいで嬉しいです。
「闇の左手」アーシュラ・K・ル・グィン
こちらは、読んでいる時は結構難儀したんだけれども、読後の余韻がいつまでも消えない作品であった。名作と言われるゆえんか。今は個人的に再読したい本のトップに上がっている。
5本くらいにしておこうと思ったけど、10本も挙げてしまった。好きな本について書くのは楽しいねぇ。長くなったのでこの辺で。
良いお年をお迎えください。
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