課長風月

疲れたサラリーマンの憩いのひと時

オタケ・インパクト

六本木の泉屋博古館にて、「オタケ・インパクト ― 越堂・竹波・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム」を観てきた。撮影不可。 尾竹三兄弟は、明治から昭和初期に活躍した、新潟出身の日本画家。 富山の売薬版画などの商業美術を生活の糧としつつ腕を磨き、後…

田谷の洞窟

前から気になっていた、田谷の洞窟に行ってきた。場所は横浜市栄区。近所というほどではないが、かろうじて自宅から徒歩で行ける範囲にある。 田谷の洞窟は、真言密教の修禅道場、要するに密教の修行をする場所とのこと。洞窟自体はかなり昔から原型があった…

儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教

今日は「儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教」へ。サントリー美術館に行くのは初めてで、六本木の東京ミッドタウン「ガレリア」の3Fにある。撮影不可。 仏教美術の展覧会はよくやっているが、儒教にスポットをあてた展覧会というのは初めて観た。美…

東京国立博物館へ

今日は東京国立博物館へ。お目当ては特別展「はにわ」だったのだが。 見たことないほど人が並んでた。 はにわの人気をなめていたようだ。開催終了間際の日曜日、しかも秋晴れでイチョウの黄葉シーズンなので混むことはある程度予想していたが、ここまでとは…

近所の公園を散歩する

土曜日で天気が良い。近所の公園で植物観察としゃれこもう。 ピラカンサ。まさに最盛期といった感じでたわわに実っている。 黒い実。名前がわからない・・・。図鑑を見て、ネズミモチなんじゃないかと勝手に思っているが、違う気もする。図鑑みただけだとわ…

鎌倉散歩、寿福寺から英勝寺、鏑木清方記念美術館、鎌倉国宝館へ

今日は鎌倉へ。紅葉には早いとは言え、気候の良い秋の鎌倉はやはりごった返していた。ただ、小町通りなどを避ければ案外静かで落ち着いた雰囲気が楽しめる。今日夫婦でまず向かったのは寿福寺と英勝寺。奥様が「鎌倉 穴場」でわざわざ検索して見つけだしてく…

皇居三の丸尚蔵館「公家の書/皇室の美術振興」と、東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」に行く

今日もまた美術館をハシゴ。まずは皇居三の丸尚蔵館。 今回の展覧会は「皇室の美術振興」と「公家の書」との二本立て。 まず「皇室の美術振興」は日本画、洋画、彫刻、陶磁など全25点の展示。特によかったのは旭玉山の「官女置物」 shozokan.nich.go.jp 牙彫…

近所の公園で散歩する

近所の公園を散歩。秋らしくいくつか実をつけた樹木を観察した。 ピラカンサ。日本語ではトキワサンザシ(常盤山査子)。ぎっしりと赤い実をつけていた。ちなみに、ドライフルーツなどになっているサンザシとは、花が似ているだけで全く違う種類らしい。 ア…

旧白洲邸 武相荘に行く

東京・町田市の鶴川にある旧白洲邸・武相荘に行った。 白洲次郎・正子夫妻が戦中に疎開先として購入した農家を手直しした邸宅で、現在はミュージアムやレストランとして一般開放されている。これも最近、大正から昭和初期の小説にはまっている奥様の提案。武…

平塚市美術館、蕗谷虹児展に行く。ついでに平塚市博物館も。

初めての平塚市美術館。蕗谷虹児展に行った。 大正から昭和初期に活躍した挿絵画家とのこと。恥ずかしながら初めて知った。 たまたま近場の美術展で開催されていたこと、たまたま奥様が大正時代を舞台にした小説にはまっていたことから足を運んだ。 和服がま…

「暁斎&三彩」と「福田平八郎✕琳派」

美術館をハシゴ。涼しくなって来たので奥様も同行。 一つ目は東中野の東京黎明アートルームで開催中の「暁斎&三彩」。 &www.museum-art.torek.jp 東京黎明アートルームに行くのは今回で2回目。東中野駅から徒歩10分ほど、閑静な住宅街の中にある。場所がち…

三井記念美術館と出光美術館

美術館を二軒ハシゴ。 「特別展 文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 ーガンダーラから日本へー」三井記念美術館 https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/images/240914/catalog240914.pdf 2001年にタリバンに破壊されたバーミヤン遺跡の大仏の…

遠野物語

柳田国男の遠野物語を読んでいる。角川ソフィア文庫版で、明治43年に発表されたオリジナルの「遠野物語」119話と、その後追加された「遠野物語拾遺」299話が収められている。読み始めて一週間になるがなかなか読み終わらない。昔の本なので読みにくさは覚悟…